今やほとんどの音楽番組でk-popのアーティストが出演します。
推しがいる人は、音楽番組の予約をするのに忙しいくらいです。
普段テレビをあまり見ない人も、日本に来日して音楽番組に出演するという情報を手に入れると、すぐに予約をしますよね。
その中で、推しのアーティストと一緒に、他のk-popアーティストが出演していることがよくあります。
日本でもk-popアーティストを目にすることが、珍しいことではなくなったように感じます。
ただ、そのk-popが嫌いな人ももちろんいるはずです。
日本の番組なのになんでこんなにk-popアーティストが出るんだろうとか。
みんな同じように見えるなど。
様々な意見があって当然だと思います。
では、そもそもk-popが好きな理由は皆さんなんでしょうか。
逆に嫌いな人はどうして嫌いなのでしょう。
今回はどちらの意見も調べてみたかったので、k-popを好きな理由と嫌いな理由をまとめてみました。
k-popを好きな理由

まずはk-popを好きな理由からまとめていきたいと思います。
質の高い曲とパフォーマンス
k-popアーティストの多くのメンバーは、練習生からトレーニングやレッスンを重ねて今の実力を身につけています。
自分の努力ももちろんありますが、事務所が主体となっているレッスンを受けることで、より洗練された技術を学ぶことができるというわけですね。
歌やダンス、表現力、語学力、デビューしてから必要なことの基礎を学んでいます。
時々既にデビューした人の練習生時代の様子を見ると、その時の努力は凄まじいものです。
曲のジャンルは様々ありますね。
ポップ、ヒップホップ、ロック、EDM(電子音楽)、R&B(ブルース・ジャズなどリズミカルなビート)など。
これらのジャンルの一曲というわけではなく、これらが混ざり合っている楽曲が多いです。
ポップとEDMや、ヒップホップとR&Bなど。
「かわいさ」と「かっこよさ」の魅力を兼ね備えている
ビジュアルがいいのはイメージできるでしょうか。
k-popアーティストの方は、どの人も綺麗でかわいい、かっこいいビジュアルをしています。
多様性が浸透しつつある中で、女性アーティストも「かわいさ」だけではなく、「かっこよさ」もミックスした表現をしています。
また、男性がかわいさの魅力を出すようなことも多いです。
中毒性のある音楽とダンス
一度聴いて、頭から離れなくなった音楽が時にあります。
何気なく流し見していたCMの音楽が、知らないうちに頭に残っていて、思わず口ずさんだことはありませんか?
癖になるくらい、何度も聞きたくなるような曲をk-popは生み出しています。
またそれは、ダンスにも当てはまります。
ファンが見て、簡単なものだと真似してみたくなります。
TikTokのコンテンツで、楽曲に合わせてそのダンスを真似して撮影している人も多いです。
私は覚えるのに相当な時間を使ってしまうので、いつかは好きな曲を真似したいとは思っているのですが、未だにできません。
最近一般の人でもダンスが上手な人が多いイメージがあるのですが、私だけでしょうか。
トレンドになるファッションやメイク
アーティストのビジュアルに磨きをかけているのは、ファッションやメイクもその一つですね。
音楽番組に出るときやライブでパフォーマンスをするときに衣装を着ます。
様々な音楽番組で同じ曲を披露するといっても衣装は異なります。
それはj-popアーティストも同じかと思います。
ただ、ライブでもk-popアーティストの多くは衣装を変えたりします。
インナーのデザインを変えたり、アンコール時のTシャツの装飾を変えたり。
私も今回はどんな衣装でパフォーマンスするのかと、いつも楽しみにしています。
好きな人のファッションや身に着けているものを参考にしたくなります。
「この服かわいいから、探してみて似てるのを買ってみようかな。」
そう思う人もいますよね。
ファッションの流行りはそこから生まれてくるようですね。
またはアーティストが流行りのファッションを取り入れているから、さらに流行っていくのもあるのでしょうか。
それはメイクにも言えることです。
SNSが普及している今では、簡単に憧れの好きな人のメイクを真似できちゃいます。
コンセプトとストーリー性
大体のグループにコンセプトが決まっています。
どういう理由でこのグループができたのか、グループ名に表れている場合もあります。
また、メンバー一人ひとりにドラマようなストーリーがあります。
アイドルでなくとも、様々な人にドラマがあって当然なのですが、その練習風景を共有してくれたりするので、こちらはより応援したくなる気持ちが沸きます。
その中で挑戦する姿があり、実際にそれが結果となるように、ファンが投票できるシステムもあります。
過去のことも共有してくれたり、それが記録となり積み重なるので、メンバーの成長を感じることができると、一緒にここまで来たんだなと身近に感じますね。
SNS、オーディション番組を通したファンとの密接な交流
グループメンバーを決めるオーディション番組が最近放送されているのをよく見ます。
それはk-popのグループだったりするのですが、それに日本人も参加してることもありますね。
予選通過をするために、彼らの努力して練習する姿を追うことができます。
そのため、デビューする前からファンがつくことが多いです。
オーディション番組だけではなく、SNSを活用したコミュニケーションはファンとアイドルの距離を一層縮めます。
SNSで配信をして、ファンのコメントに対してリアクションをしてくれたり、投稿して日常を共有してくれたりします。
日本のアーティストの人も、それを参考に行っている人も増えてきましたね。
ファンが熱中してしまう要素の一つですね。
世界を意識した音楽性
k-popは世界を意識しています。
音楽自体が海外に評価されることも多く、アメリカの音楽メディアでも取り上げられることも多いです。
それはある程度の実力や音楽のクオリティがないと、難しいことですが。
歌詞が全て英語で書くこともありますね。
当たり前のように、国内だけではなく海外に意識を向けていることがすごいと思います。
k-popを嫌いな理由

ではk-popを嫌いな理由についてまとめていきます。
個性がない
k-popアイドルは、多くの人が練習生時代からダンスや歌の「正解」に従ってレッスンを受けています。
それがパフォーマンスに表れ、個性がなくなり、どのグループも同じように見えます。
メイクや衣装に関しても、同じようなものが多く、見分けがつきにくい点もあります。
特定の人に思い入れを持つことができない、難しいということになります。
曲調も、グループで比べても似ていることが多く、独自性が薄いと感じる人も多いそうです。
実は私も、k-popに興味を持つまではそう感じていました。
特に、誰か見分けがつきにくいという点はk-popに興味を持つことに対して、ハードルが高いように感じます。
音楽の探求心とギャップ
音楽が好きな人でより関心を極めている人は、k-popの音楽が「正解」を求める完成度の高さ故、音楽に多様性や深みを求めるには物足りないと感じるそうです。
「正解」という言葉に、少なからず納得してしまう部分があります。
これが良いというような雰囲気は、時々感じます。
k-popは流行りの音楽やリズムが生まれやすいですが、音楽に探求心がある人からしたら独創性がないように感じる人もいるみたいです。
文化、言語の隔たり
そもそも韓国語がわからない。
言語がわからない為、日本の番組に出演していても言葉の壁でコミュニケーションがうまくとれないのを見ていると、虚無感を覚えてしまう。
韓国の文化を理解するのも、時間がかかります。
そのためあまり馴染みがない人が、隔たりを感じるのは理解できます。
ですが多くのk-popアイドルの方は、日本語を一生懸命勉強して、日本の音楽番組でも日本語で話すことが多くなりましたね。
ちなみ私が驚いたことの一つとして、多くのk-popアイドルの方はインスタント麺が好きだということです。
練習中もお昼がインスタント麺の光景をよく見ます。
確かに韓国のインスタント麺は美味しいです。
辛いラーメンに挑戦したこともありましたが、今まで食べた物の中で断トツに辛くて泣きました。
見た目の均一性
同じ顔に見える、カッコいいと感じないという声もあり、ダンスや歌のグループに魅力を感じない人もいるそうです。
これは先の個性がないところでも話しました。
よく見ると、一人ひとり異なるメイクをしているのですが、流行りのメイクがあるように、このメイクがカッコいい、かわいく見えるというようなものがあるのでしょうか。
確かにそれを多くのk-popアイドルがしていた場合、区別がつきにくそうではあります。
髪型なども、時々似てる髪型だなと感じることもあります。
それが一番カッコいいと言われれば、それが「正解」ということなのでしょうか。
新しい曲のMVを初めて見た時、あれ、このメンバーだと思っていたら違う人だったと感じたことはありませんか。
あるいは以前同じようなビジュアルだったと感じると、パッと見間違いやすくはなるのかと思います。
まとめ

k-popが好きな理由と嫌いな理由についてまとめてきました。
好きな理由について、パフォーマンスの高さやファンと密接なコミュニケーションなどがあげられましたが、嫌いな理由については個性がないというのが大きな理由に感じられました。
日本に馴染みがないという点で、なかなか興味を持つことが難しいと思いますが、逆に日本にないものだからこそ興味を持って好きになる人もいます。
感じ方は人それぞれで、好きも嫌いも人それぞれですね。
k-popに対して、苦手意識もあった私ですが、今は好きになれてよかったと思います。
むしろ日常生活を支えてくれてるので、よく好きになってくれた私と思うくらいです。
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